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【名作2024夏期】江戸歌舞伎の高峰を求めて その1「碇知盛(いかりとももり)」[期間限定]
申込受付期間:2024年12月3日(火)0時00分 ~ 12月15日(日)23時59分まで
スポーツ・武道・武術から各分野の芸術家、さらには歴史上の天才・偉人・英雄などの本質構造を「身体意識図」として視覚化し、その人物の事績と共に解説するのが「身体意識分析解説」です。
高岡英夫は著作・雑誌・講座で今まで数多くの身体意識分析解説を行い、「あの人物の強さ・優秀さの秘密が分かった!」「自らのトレーニングの大いなる手掛かりになった!」と、多くの支持・絶賛をいただいてきました。
高度運動科学トレーニング動画サイトでついに、身体意識分析解説&トレーニングの映像講座がスタートします!
江戸時代は、現代でいえばオリンピック金メダリスト級の本質力をもった人物が極めて身近に、同じ町内に何人もいるほど達人揃いの高能力社会であったことを、高岡は研究によって明らかにしています。
そして、江戸時代に隆盛を極めた歌舞伎は、人類規模で見ても極めて豊かで奥深い内容を備えた総合舞台芸術です。高岡は、現代から観ると超越的に優れた本質構造を持つこの文化=江戸歌舞伎について、その本質的構造を解明すべく、200件を超える各演目の主役・準主役級の役柄の身体意識分析を積み重ねてきました。
歌舞伎の重要役柄を取り上げて身体意識分析解説を行い、そしてその中でも重要で有用な身体意識の要素を実際にトレーニングしていくのが新たにスタートする「江戸歌舞伎の高峰を求めて」です。
第一弾として、源平合戦を題材にした名作「義経千本桜」の「碇知盛」(平清盛の四男、平知盛をモデルとした役柄)を取り上げます。
船上での戦いに必要な浮き身を体現させる「渡り股船」や、大薙刀を振るうのに使う「回旋双斜斬流」など独特の身体意識も登場します。
そして、知盛の備えた身体意識の中から、下丹田(=確固不抜の不動心と落ち着きの源)、センター(=最重要の身体意識、強力な統率力の源)、パーム(=人を温かく励まし人心を掌握する身体意識)を取り上げ、知的・芸術的感動とともに実際のトレーニングを行います。
日本人が人類に誇るべき貴重な文化遺産に身体意識分析という最強の武器で斬り込み、現代に生きる我々に深い感動に支えられた上達機会を提供する、意欲的な講座。
ぜひご受講ください!
【What Is Kabuki?について】
「歌舞伎とは時代の推移に合わせて新しいものを取り入れ、姿を変えていくもの」という思潮に対し、「歌舞伎とは江戸歌舞伎の本質を究明し、いかなる時代の変化に際してもその本質を高めることはあっても決して劣化衰亡することなく継承するもの」という思想を提示し、21世紀以後の日本文化の本質的発展に資するため、What Is Kabuki?を講座名の枕詞として表記しています。
- 難易度:★☆☆☆☆1~★★☆☆☆2 難易度の説明はこちら をご覧ください
- 講座時間:約1時間52分
- 講師:高岡英夫
- メソッド:
- 「義経千本桜」成立の解説
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平知盛 身体意識分析
- センター(大径軸・中径軸・細径軸)
- 下丹田・中丹田・上丹田
- 熱性流
- 流舟
- 渡り股船・渡り脘船・渡り脇船
- 回旋双斜斬流
- 身体意識運用の実際
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平知盛 身体意識トレーニング
- 下丹田
- センター
- パーム
- 講座料:27,000円
お客様の声
「歌舞伎にはあんまり興味がないし、この講座はパスかな~」と思われている方、それは非常にもったいないです。
この講座は、歌舞伎という題材を通して文化、文明というものは何なのか、本質力トレーニングとの関わりというものを改めて気付かさせてくれ、さらにはトレーニングも進んでしまうという素晴らしいものでした。
まず最初の衝撃は、知盛のとんでもないレベルの身体意識図。
漫画のキャラクターなども優れた身体意識を持っていますが、それを優に超えています。漫画をドラマ化すると、俳優の演技がキャラクターに追いついていなくて、残念な結果になる作品をよく見ますが、江戸時代にはそれをはるかに超えた次元の舞台演劇が行われていたのだなあ、と想像させられる凄まじさです。
身体意識をどう実際に運用していたか、を武術的な動きを実演したりした解説が入ります。高岡先生の薙刀遣い(薙刀を持たないで実演)を見られただけでもこの講座を受けたかいがあります。
普段やっているトレーニングと関連付けて解説してくださるので、ついつい自分も動きながら見てしまいました。
終盤は下丹田、センター、パーム(掌に形成される身体意識)などのトレーニングがあり、解説の後ということもあり、より実感を持ってトレーニングできました。
単に知盛だけのことにとどまらず、本当に、本質的に役を演じるということはどういうことなのか、それが身体意識から解説されていますので、役者だけではなく、様々な芸能分野の人にとって重要な観点が得られるものとなっています。
講座の途中でもクラシック音楽について触れられていますが、現代のクラシック音楽はともすると「曲本来の本質力を体現する」という方向性を見失い、本質から外れた自分独自の解釈をし、自分の得意なやりかたでそれっぽく演奏してみせる、という人も少なくありませんし、プラスして記号的な演奏能力が高ければそれで評価されてしまうことがほとんどです。古典芸能のレベルの高さということから考えると、それは実にもったいないことです。
現代で本質力トレーニングをやっている私達は、観客としても、実践者としても昔日の本当にレベルの高い本質力が体現されたパフォーマンスを、観たい聴きたいものですし、その違いがわかるようになるためにも、自分たち自身が高い本質力を身につけていなければ判断しようがありません。本質力という観点がないと、そういうものの評価は「個人の好みの差」でしかなくなってしまうわけで。
というわけでこの講座は知盛の解説にとどまらない、非常に面白く、眼がひらかれる講座でした。おすすめです!(木上竜二さん 達人調整師 東京都)
講座名に個人名を冠するのは大谷翔平選手に次いで2人目です。源義経のライバルである武将の平知盛をモデルとした、歌舞伎の演目の登場人物「碇知盛」の身体意識分析&トレーニングということで、通常のトレーニング講座とは少し異なる好奇心が強くかき立てられながら講座に臨みました。
高岡先生の解説によれば、今回紹介された身体意識は室町から江戸時代にかけての脚本家が「義経千本桜」を創作するにあたり、脚本家の脳の潜在意識下に作られた知盛に関するものであるとのことでした。
モデルになる程ですから実際の知盛の身体意識も素晴らしいものに間違いありませんが、歌舞伎での知盛のそれは想像以上に発達し優れた内容でした。
歌舞伎は江戸時代に発展した大衆娯楽で、当時かなりの人気を誇ったことから、脚本家や役者だけでなく観客も含めて携わる者の身体意識もかなり優れたものであったのでしょう。現代の我々が学ぶ価値が十二分にあるもので、登場人物の身体意識の体現を目指してトレーニングすべきものである事がよく理解できました。
また人類が創作した文化というものが、なぜ人々からこうも支持され伝承されていくのかという裏側のメカニズムがよく分かり、歌舞伎以外の文化についても興味をもつきっかけとなりました。
普段音楽を聴いたり漫画を読む時にも作品を通じて人の身体意識を考えるようになる内容でした。(S.Aさん 地方公務員 大阪府)
- *講座の活用方法や本サイトの講座全般に関わる用語(NFB、10年ミッションなど)についてはこちらをご確認ください。