【新作2025夏期】江戸歌舞伎の高峰を求めて その2「犬塚信乃(いぬづかしの)」[期間限定]

~八犬伝人気No.1・犬塚信乃の身体意識分析&トレーニング~
2025年夏期集中講座【期間限定】
申込受付期間:2025年6月24日(火)0時00分 ~ 7月6日(日)23時59分まで

「江戸歌舞伎の高峰を求めて」シリーズ第2弾は、江戸時代のアクション大作で超人気演目「南総里見八犬伝」(原作:曲亭馬琴)の主役中の主役、犬塚信乃(いぬづかしの)を取り上げます。

 犬塚信乃はもともと女性として育てられたほどの美貌を持つ剣術の達人で、同作の人気No.1の登場人物です。まずは浮世絵に見事に描かれた犬塚信乃の姿を題材に、剣の握り、優れた肘づかい=肘抜きに始まる、高度運動科学による徹底解説を行います。
 そして、犬塚信乃の身体意識図を開示し、極めて優れた三丹田、センター、リバース、パーム、流舟などの解説を行います。
 そして剣の握り、手の内にかかわるパームや、確固不抜の不動心がありつつ居着くことのない心境を達成する動的下丹田、さらには側軸(サイド・センター)の基礎となる美銀足面柱のトレ-ニングを実際に行っていきます。

 歌舞伎役者、それを見る観客、浮世絵を描く絵師などすべての人々が優れた身体意識を持っていた江戸時代に思いをはせながら、知的・芸術的感動とともに実際のトレーニングを行っていく講座です。
 日本人が人類に誇るべき貴重な文化遺産=歌舞伎に身体意識分析という最強の武器で斬り込み、現代に生きる我々に深い感動に支えられたトレーニング=上達機会を提供する、"奇跡”との声もいただく講座。
 ぜひご受講ください!

「江戸歌舞伎の高峰を求めて」シリーズとは

 スポーツ・武道・武術から各分野の芸術家、さらには歴史上の天才・偉人・英雄などの本質構造を「身体意識図」として視覚化し、その人物の事績と共に解説するのが「身体意識分析解説」です。
 高岡英夫は著作・雑誌・講座で今まで数多くの身体意識分析解説を行い、「あの人物の強さ・優秀さの秘密が分かった!」「自らの人生の目標を見出すことができた!」「自らのトレーニングの大いなる手掛かりになった!」と、多くの支持・絶賛をいただいてきました。

 江戸時代は、現代でいえばオリンピック金メダリスト級の本質力をもった人物が極めて身近に、同じ町内に何人もいるほど達人揃いの高能力社会であったことを、高岡は研究によって明らかにしています。
 そして、江戸時代に隆盛を極めた歌舞伎は、人類規模で見ても極めて豊かで奥深い内容を備えた総合舞台芸術です。高岡は、現代から観ると超越的に優れた本質構造を持つこの文化=江戸歌舞伎について、その本質構造を解明すべく、200件を超える各演目の主役・準主役級の役柄の身体意識分析を積み重ね、実際に11年間にわたり花形歌舞伎役者への指導を行ってきました。

 歌舞伎の重要役柄を取り上げて身体意識分析解説を行い、そしてその中でも重要で有用な身体意識の要素を実際にトレーニングしていくのが、2024年にスタートした「江戸歌舞伎の高峰を求めて」です。
 第1弾では「義経千本桜」の「碇知盛(平知盛がモデルの役柄)」を題材としてとりあげ、「たまげるほど面白い」「役柄の武術・芸術的表現と身体意識の連関がこれほど鮮やかに”解示”されるとは!」と多数の感動のご感想をいただいています。

【What Is Kabuki?について】

「歌舞伎とは時代の推移に合わせて新しいものを取り入れ、姿を変えていくもの」という思潮を認めるとともに、「歌舞伎とは江戸歌舞伎の本質を究明し、いかなる時代の変化に際してもその本質を高めることはあっても決して劣化衰亡することなく継承するもの」という思想を提示し、21世紀以後の日本文化の本質的発展に資する目的で、What Is Kabuki?を講座名の枕詞として表記しています。

  • 難易度:★☆☆☆☆1~★★☆☆☆2  難易度の説明はこちら をご覧ください
  • 講座時間:約1時間43分
  • 講師:高岡英夫
  • メソッド:
    1. 浮世絵に見る犬塚信乃の身体遣い解説
    2. 犬塚信乃 身体意識分析
    3. 犬塚信乃 身体意識トレーニング
      • 鷲捉
      • パーム射線
      • 動的下丹田
      • 美銀足面柱
  • 講座料:27,000円 ⇒ 特別支援価格 18,000円 *皆様の講座受講を応援するために、「江戸歌舞伎の高峰を求めて」講座は集中講座での初回開催時のみ特別支援価格18,000円で開催することとしました。

お客様の声

2025.6.28掲載

 犬塚信乃、いいな~。めっちゃいい。めっちゃ凄いですね。ゆるみきって優れた身体遣いと身体意識で、感動、そして文化を創り出す存在。本当に羨ましいです。
 凡人の私がそう感じる理由がありまして、高岡師範が犬塚信乃の身体意識を人類で唯一設計図化し、誰もが体現できるトレーニングとして公開してくださったからです。
 この貴重さを改めて認識できたことは大きな財産となりました。
 世の中の一般的なトレーニングとは全く違い、心身、身体意識の違和感を取り除き、江戸文化の奥深さに感動しながら、本質から気持ちよく体現できるのがこの講座の大きな魅力です。鷲捉、パーム斜線、動的下丹田、美銀足面柱の連動はまさに驚愕です。
 日本の未来への可能性を産み出す力となる講座でした。受講してよかったです。(清水勇翔さん(仮名) 東京)


2025.6.28掲載

 南総里見八犬伝は2015年の国立劇場で菊五郎劇団が初春歌舞伎として公演したのを観たのですが、あまりに面白くてついつい3回も観劇した思い出があります。
 その中でも主役級の犬塚信乃、これは受講しないわけにはいきません。
 肘抜きから始まって、武術の手の使い方である「鷲捉」。これらは僕が学生時代に古流の武術を習っていて疑問に思うもよくわからなかった課題でした。現代人の認識と身体では、形が伝わっていても使えなかったのです。その解説からトレーニング法まで教えていただけるとは・・・!!!
 続くパーム射線や動的下丹田、美銀足面柱も、明快な解説と、取り組みやすく効果が高いトレーニング法で、あっというまに時間がすぎてしまいました。
 歌舞伎において身体意識がどれほど重要で決定的な働きをしているか、という文化論としても、ゆるトレーニングの一環としても最高に面白いこの講座ですが、特に日本の武術、特に江戸時代や室町時代から伝わる流派をやる人にとっては、必見の内容です!(木上竜二さん 達人調整師 東京)

  • *講座の活用方法や本サイトの講座全般に関わる用語(NFB、10年ミッションなど)についてはこちらをご確認ください。

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